ローマ旅5―ボルジアの紋章

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    またまた1カ月以上、あいだが開いてしまいました。

    平日は仕事が忙しくてなかなか更新する時間がなかったのだけれど、

    週末はデヴィッド・ボウイ展や野田さんの芝居を観たりして、適当に息抜きしています。

    ただ、この旅行記がいつ終わるかは神のみぞ知る…って感じね。。

     

    ヴァティカン美術館を訪れるたび、ミケランジェロの「最後の審判」よりも、

    ラファエロの「アテネの学堂」よりも楽しみにしているのは、ボルジアの間のフレスコ画。

    毎度恐縮ですが、今回は修復が終わった「ボルジアの間」レポートです。

     

    2012年の旅行時、親切な警備員さんのおかげで少しだけ観ることができた

    ボルジアの間のフレスコ画ですが、ほとんどの修復作業が終わっていました!

    (一部いまだ修復中の箇所があっても、イタリアのことなので何も言うまい。)

    ハイライトはもちろん、ピントゥリッキオの「聖カテリーナの論争」でございます。

     

    いすに座っている左手の皇帝のモデルがチェーザレ、

    中央の聖カテリーナが妹のルクレツィアだといわれています。美しいわ〜〜。

     

    ほかにも一族の人々が描かれていて、それぞれのモデルがたどった生涯を

    考えると感慨深いものが…。

    こちらは、キリスト復活の場面。

    左端でひざまずいているのがボルジア兄妹の父、法王アレッサンドロ6世。

     

    ラファエロの間より前の時代の装飾のためか(それとも政敵に捨て置かれたためか)、

    ボルジアの間からは、なんとなくルネサンス以前のにおいを感じます。

    中世の堅さを微妙に残しつつ、適度な鮮やかさと暗さ、

    そして、この一族の歴史に裏付けられるような、おどろおどろしさが堪らないんですねー。

     

    ボルジアの間は数部屋から成りますが、隙間なく絵画と装飾に埋め尽くされていて

    実際にここで生活するとなると息がつまりそう。

    父法王の死後、失脚したチェーザレは一時幽閉されていたそうですが、

    一族の肖像画を見ながら、なにを思っていたのでしょうね。。

     

    以前はここで立ち止まる人は、ほとんどいませんでした。

    が、ジェレミー・アイアンズ主演の『ボルジア家』のおかげでしょう、

    「これがドラマで有名な…」などと案内しているガイドさんもいました。

    曰く「この暖炉の上にはアレッサンドロ6世とヴァレンティーノ公チェーザレ・ボルジア

    の名前が刻まれています」と。へえーー。

     

    今回、よくよく見たら床のタイルもお洒落で素敵なことを発見。

    同行のI嬢にはご迷惑をおかけしましたが(笑)、ここはボルジアファンの聖地、

    どうしたってテンションが上がってしまいます。左の写真には紋章も〜。

     

     

    ボルジアの間の次に、ファン心を揺さぶられるのは、やはりサンタンジェロ城。

    ここにもボルジア家の紋章があります(正確にはパパのだけど)。

    有名なのが、政敵に削られてしまった城の正面のこの紋章。

     

     

    4年前の写真と比べてみたら、あら不思議、両側に天使の像が加わり、

    記念プレートも取り換えられていました!

    扱いがグレードアップしていましたわ〜〜。

     

    井戸の側面にも、おなじみの牡牛の紋章が彫られています。

    案内板によると、この半円形の庭は「アレッサンドロ6世の中庭」と呼ばれているそう。

    井戸の下の貯水タンクには、近くのテヴェレ川の水が溜められていたとか。

     

     

    毎回来るたびに、新しい発見があります。

    ボルジア再発見の旅です。


    ローマ旅4―The Secret Castle

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      1月上旬は調子よく更新していましたが、気がつけば2月。

      旅行記はまだ半分くらいしか終わっていないけれど、地道につづけます。。

       

      ローマ2日目には「Passetto(パッセット)」のガイドツアーに参加しました。

      Passettoというのは、法王の住居であるヴァティカンとサンタンジェロ城を結ぶ通路。

      よく「秘密の通路」といわれるので、なんとなく地下通路かと思ってしまいますが、

      じつは地上を走っています。写真中央のアーチ型の建造物がそれ。

       

      この通路の存在を知ったのはいつのことだったか――。

      チェーザレや父のアレッサンドロ6世をはじめ、危険に見舞われた時の法王たちは

      この通路を通り、幾度となく要塞機能のあるサンタンジェロ城に逃げ込んだようです。

      映画『天使と悪魔』でラングドン教授が通ったことでも有名です。

       

      過去に訪れた方のブログを読んで「ぜひ歩いてみたい!」と思ってはいたものの、

      なかなかチャンスは訪れず。。

      8年前の旅行のときには、同じくガイドツアーでサンタンジェロ城の地下牢を

      見ることができたのだけれど、あいにくPassettoは非公開でした。

       

       

      それが今回、期間限定公開にギリギリ間に合うことを知り、すぐさま予約!

      10時からの英語ツアーに申し込みました。

      参加者は全部で10名くらいだったかなー。日本人はI嬢とわたしだけ。

      ガイドさんはゆっくり説明してくれたので、わかりやすかったですね。

       

      参加して初めて知ったのですが、Passettoは二層構造になっていました。

      つまり、人に見られたくないときは、下の階を使えばいいってことね(笑)。

      ツアーでは、上下二層の両方を歩くことができました。

      ここが出入り口。さあ、出発しましょう。

        

       

      白い壁の部分は塗り直したみたい。上にあがると解放感があります。

       

       

      通路の正式名は「Passetto di Borgo」というのだとか。

      ヴァティカンに向かって右側がボルゴ地区と呼ばれているので、

      そこから取られたのでしょうね。

      大きな建物が並ぶ左側は商業地区、古い街並みの残る右側のボルゴ地区は

      居住区域ですが、いまや高級住宅街なのだとか。

       

       

      こんな素敵な屋上テラスがあったり、

       

      柑橘類などの鉢植えがたくさんあるお宅もありました。

       

      さらに進むと、突き当りに柵が。サンピエトロ広場に入る直前で行き止まりです。

      法王宮はすぐそこですが、現法王のフランチェスコ1世は

      ヴァティカンには住んでいないそうです。

       

       

      歩いたのは片道800メートルくらい。

      行きはずっと、iPhoneで動画を撮っていました。

      念願の場所だったので、かなり浮き足立っていましたねー(笑)。

       

      ツアーで歩くのはここだけだと思っていたのですが、このあと、

      サンタンジェロ城内のふだん非公開の場所も案内してくれました。

       

      サンタンジェロ城は要塞のほか、牢獄としても使われていました。

      チェーザレが失墜したあと、腹心のドン・ミケロットが投獄されたりとか(涙)。

      そんな地下牢の入り口には、拷問の道具が展示されています。。

       

       

      地下には牢獄のほか、油などの食料貯蔵庫もあります。

      籠城のときに使ったのでしょうかね。

       

      最後に、16世紀の法王クレメンテ7世専用の浴室を見学して終了。

      ラファエロの工房がフレスコ装飾を担当したそうです。贅沢だなー。

       

      約1時間のガイドツアーでしたが、「The Secret Castle」という

      名前のとおり、Passetto以外の場所もたくさん見せてくれて大満足!

      じつに充実したツアーでした。

       

      フィレンツェでもヴァザーリの回廊をめぐるツアーに参加しましたが、

      最近はこうした体験型の旅が主流になってきていますね。

      事前予約はちょっと大変だけど、観光地や美術館を見学するだけでは

      味わえない経験ができるので、ぜひもっと増やしてほしいなあと思います。

      観光資源の豊富なイタリアなら、もっともっと知られざるスポットが

      眠っているだろうから。


      ローマ旅3―イタリアで生ガキ

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        ローマ最後の夜は、ホテルのスタッフおすすめのレストラン

        イル・バール・ソット・イル・マーレ(Il Bar Sotto il Mare)」に行きました。

        作家ステファノ・ベンニの小説のタイトルが店名になっているそうです。

         

        驚きなのは、生ガキがメニューにあったこと。

        イタリアで生の魚介を食べるのは初めてです。もちろん美味!

         

        こちらはマグロのタルタル。レモンの量が気前よすぎる〜。

        すぐ近くに大きな市場があるので、新鮮な魚介が手に入るみたい。

         

        本日のおすすめだという、スパゲッティ・ボンゴレのカラスミがけ。

        迷わず選びました。美味しいぜ〜〜♪

        わたしたちの近くにも外国人観光客がいて、カルボナーラをすすめられて

        いたんだけど、それはやめときなよーと言いたくなりました(笑)。

         

        奥にいたジモティらしきグループが頼んでいて気になったので、

        パスタのあとにムール貝をオーダー。

        山田孝之くん似のカメリエーレ(ひげ)が「Saute'!」と

        歌いながら持ってきてくれました。ワイン蒸しではなくソテーらしい。

        ボリュームたっぷり、汁をパンにつけて食べたくなる!

         

        そこそこおなかいっぱいでしたが、魚ならいけそうということで、

        カジキマグロをシェアしました。バターソース味だったかな。

        草履大のビッグサイズだけど、全然しつこくなくて美味しくいただきました。

         

        よく食べましたねー。白ワインも1本空けて、満足、満足。

        このお店、雑誌『ELLE』でも紹介されていて、日本語メニューがありました。

        観光客も多いようですが、地元の人のグループや、すぐ隣には

        常連らしき老夫婦がいたりして、どちらにも人気のようです。

        (このご夫婦、「今日は軽くね」とか言いながら、「え、それで軽いの?」

        というようなガッツリメニューを食べていておかしかった…笑。)

         

        こちらは、ホテル・コロンブスでランチをした夜です。

        出かけるときにワインバーらしきお店を見かけたのですが、

        戻ったときには見つからず、目について入ったバールにて。

        お通しのイワシのブルスケッタ。

         

        本当はサラダくらいでよかったんだけど、今日はできないというので

        なぜか肉になりました。なんと、シイタケがのっていたのよー。

        イタリアっぽくない一皿ですが、味はよかったです。

         

        こちらは、卵の黄身のフリット。ソースが蕪だったかな?

        お洒落すぎて、ちょっと笑えますね。

         

        最後はやはりカフェ・マッキアート。カップのイラストがかわいい。

         

        これ以外の夜は、近くのスーパーでハムにチーズ、トマト、ルッコラ、ワインを

        買ってきたりして、部屋で食べました。

        ランチでカネロニにやられた日は、夜になってもまったくおなかがすかず、

        散歩中にジェラートを食べたくらい。ちょっともったいなかったなー。

         

        以前のようにたくさん食べることはできなくなりましたが、

        憧れのホテルでのランチあり、超ボリューミーな一皿あり、生の魚介ありと、

        ローマでの食事はバラエティに富んだ楽しいものになりました。


        ローマ旅2―食いしん坊ランチ

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          振り返ってみると、昼食が5回、夕食は4回ありましたが、

          夜はおなかいっぱいで、まともに食べられなかったことがありました。

          一方、お昼は強弱がありながらも、それなりに充実していました。

          やはり連れがいるといいなあ〜〜。

           

          ローマのベストランチはここ。ホテル・コロンブス内にある

          「ラ・ヴェランダ」というレストランです。

          サンタンジェロ城のツアーで大興奮のあとに訪れました。

          暑かったので、白ワインですっきり。2杯いただきました(笑)。

           

          野菜のフェットチーネはヘルシーな味。

          I嬢が頼んだアマトチャーナは、ベーコンがカリカリ〜。

           

          ポルチーニのソテー。メニューには「ポルチーノ」と単数形で書いてあったので、

          大きなポルチーニ茸1本分のソテーなのでしょう。

          2人でシェアしましたが、めちゃくちゃ美味しかった! 秋の味です。

           

          ビジネスランチらしき人もいて落ち着いた雰囲気のなか、大満足のランチでした。

          最後はカフェ・マッキーアートで締め。

           

          老舗のホテル・コロンブスは、サンピエトロ広場を出てすぐの場所にあります。

          聖職者御用達の宿泊施設として有名らしく、黒い僧服のお坊さんとすれ違って

          ちょっとドキドキしてしまいました。

           

          このホテルには、一時期、チェーザレの軍が逗留していたといいます。

          ヴァティカンのボルジアの間を描いたピントゥリッキオのフレスコ画が

          レストランに残っているというので、ぜひ来てみたかったんですね。

          どこまで彼の手かは不明ですが、天井や壁に名残が見て取れました。

           

           

          いつも外から眺めるばかりだったけど、やっぱり一度泊まってみたいなあ。

          ちなみに、建物は15世紀にボルジアの政敵ローヴェレ家の邸宅として建てられ、

          紆余曲折を経て、ホテルとして生まれ変わったとのこと。

          季節が良ければ、テラスで食事をするのも気持ちよさそうです。

           

           

          こちらは、ボルゲーゼ美術館のあとのランチ。

          映画『甘い生活』の舞台となったヴェネト通りの近くだったかな。

          おなかがすいていたので、ブルスケッタの盛り合わせを注文したのですが、

          手のひらくらいの大きさ。。

           

          美味しかったけど、一人ひとつで十分でした。

          うっかり揚げ物(花ズッキーニかな)も頼んでしまったので、さあ大変!

           

          さらに、カネロニの量がはんぱない(汗)。5本ものってるよー。

          I嬢に1本食べてもらったけど、途中でギブアップしてしまいました。

          味はよかったんだけどねー。注文をミスった敗北感が、、。

           

          最終日は、Santa Maria Maggioreの近くでランチをしました。

          「まだピザを食べてない!」とマルゲリータを選んだI嬢。

          わたしはツナとラディッキオのマカロニ(大きいからパッケリ?)。

          これ、さっぱりしていて美味しかった。

           

          ここまでが、ちゃんとした昼食で、あとは簡単なもの。

          こちらは初日、I嬢と合流後に食べたポルケッタ(豚の丸焼き)のパニーノ。

          美味しかったんだけど、やはり巨大で(足くらいの大きさ)夕食が入らなかった…。

          左は、スプリッツというイタリアで人気のカクテル(グラス大きい)。

           

          ヴァティカン美術館を見学したときは、館内のカフェテリアでランチ。

          ヴェネツィアでも食べたpiadinaというサンドイッチです。

          中身は忘れちゃったけど、好みの味だったな。

           

          しかし、どの写真にも、もれなくアルコールが写ってますねー(笑)。

          言い訳をしておくと、ローマはものすごく暑かったのです。

          なにしろ、着いた日は最高気温が22度(!)もあって汗だくに。。

          滞在中、気温はずっと高めで、「風が冷たい〜」と震えていた

          ヴェネツィアとはまったく違う空気を感じたのでした。

           

          次は、夜の部に行ってみましょう!


          ローマ旅1―旅は道づれ

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            ローマ旅の相棒であるI嬢は、シエナの学校で知り合って以来の友人です。

            年齢が近く、興味の対象も似ていたことから仲良くなりました。

            リフレッシュ休暇を使ってイタリア旅行を計画していると伝えたら、

            「ローマなら行きたい!」ということで、旅の道づれに決定。

             

            I嬢は仕事の都合で4泊しかできないため、主にヴァティカン周辺を観ることに。

            ときに別行動をしながら、短いけれど、なかなか濃い旅になりました♪

            まずはざっと日程を振り返ります。

             

            11月18日(金)

            日本時間の金曜深夜に出発したI嬢は、現地時間9時にフィウミチーノ空港着。

            わたしが到着するまで、ホテルで待っていてもらいました。

             

            ホテルはヴァティカン美術館の入り口が窓から見える場所。

            地下鉄A線のオッタヴィアーノ(Ottaviano)が最寄駅でしたが、

            ヴェネツィア同様、やはり迷いました。。

             

            ホテルというかB&Bでしたが、スタッフはみな親切だったし、

            部屋もきれい、朝食も充実していて、コストパフォーマンスは抜群!

            建物の4階にあり、建物と部屋の鍵をもらって自由に出入りできるシステムでした。

            近くにはスーパーや映画館もあって、生活している人の多い地域のようです。

             

            無事、合流して、ランチを食べたあとはサンピエトロ大聖堂へ。

            在位2年となったフランチェスコ法王が「特別聖年」を制定したため、

            普段は閉まっている聖なる扉を開放中でした。多くの巡礼者が訪れていました。

             

            11月19日(土)

            ヴァティカンとサンタンジェロ城を結ぶ「Passetto(秘密の通路)」ツアー

             

            わたしにとって、ローマのメインイベントはこれ!

            詳細は別に書きますー。たっぷりね〜〜(笑)。

             

            11月20日(日)

            Santa Maria del Popolo教会

            ボルゲーゼ美術館

             

            ボルゲーゼ美術館は完全予約制で、鑑賞時間は2時間。

            写真・ビデオ不可、荷物は預けて貴重品しか持って入れません。

            もともとは貴族のボルゲーゼ一族の別荘で、1階には古代ローマ時代をはじめ

            ベルニーニやカノーヴァの彫刻、2階にはルネサンスを中心とした

            絵画コレクションが展示されています。

            念願だったティツィアーノの「聖愛と俗愛」を初めて観ることができました。

             

            美術館はボルゲーゼ公園という大きな公園内にあるのですが、

            日曜ということもあり、地元の人がスポーツや散歩を楽しんでいて

            ゆったりとした空気が流れていました。

            こうしてたくさんの松の木を見ると、ローマに来たな〜と思います。

             

            11月21日(月)

            ヴァティカン美術館

             

            所蔵品が多すぎて、1週間でも観終わらないと言われるヴァティカン美術館。

            この日は丸一日、館内で過ごしましたが、贅沢な時間でした。

             

            わたしはというと、ボルジアの間の修復がほぼ終わっていたので

            ピントゥリッキオのフレスコ画に目が釘付け、写真も撮りまくり。

            横で「動かない…」とI嬢がつぶやいていたとか(笑)。す、すまん。。

             

            11月22日(火)

            Santa Maria Maggiore大聖堂

             

            I嬢の飛行機が17時半すぎにローマを出る便なので、

            ホテルに荷物を預かってもらい、最後の買い物&観光へ。

            テルミニ駅の近くにあるSanta Maria Maggioreには、

            バロックの巨匠ベルニーニのお墓があるんですね。

             

            つづいて、食いしん坊日記をご紹介しましょう。


            ITALOでGO!

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              そろそろ旅行記に戻りましょうかね。

              イタリア国内は鉄道網が発達しています。

              車でないと行けない場所も多いですが、都市間の移動なら列車がおすすめ。

               

              国鉄のほか、4年前に初めて乗ったITALOという民間の高速列車もあり、

              このITALOは乗り入れ駅が増えて、より便利になっていました。

              4年前、ローマのテルミニ駅には乗り入れていなかったからねー。

              さらに、待合室までできていました。これはヴェネツィアのサンタルチア駅。

               

              今回、電車を利用したのは、ヴェネツィア⇔パドヴァの往復、ヴェネツィア⇒ローマ、

              そしてローマ⇒フィレンツェの4回。

              うちITALOを使ったのが3回、国鉄はパドヴァからの帰りだけでした。

               

              ITALOは出発前に日本で予約していたのですが、

              一度登録すると定期的に割引の案内メールがきて、かなりお安くなります。

              ヴェネツィア⇒ローマ間は3時間45分の長旅ということもあり、

              エコノミー車両「Smart」の上の「Prima」というクラスにしてみました。

              Smartは通路をはさんで2×2席ですが、Primaは2×1席とゆったりで、

              1人掛けの席を選びました。座席も少し高級で快適です。

               

               

              このクラスは、ウェルカムドリンクとスナックのサービスがあります。

              飛行機のようにお酒はないけれど、ちょっとうれしいですね。

              Wi-Fiも利用可。4年前は接続できませんでしたが、今回はうまくいきました。

               

              ただ、ITALOは国鉄の線路を利用しているためか、

              どのホームから列車が出発するか、時間ギリギリまでわかりません。

              そのため、案内板の前で、表示が出るのをじりじり待つことになります。

               

              昔はヨーロッパの高速列車というと、たいていコンパートメント式で、

              どんな人と一緒になるかドキドキしたものでした。

              また、車窓を楽しむより、スマホやPCを眺める人が圧倒的に多くなりましたが、

              これも時代ですねー。

               

              なお、セキュリティの問題でしょうが、テルミニ駅ではホームに入る前に

              チケットを確認するゲートができていました。

              以前は、ホームまで誰でも入ることができたのですが、

              今やチケットがないと入れないようです。見送りの人はどうするんでしょうね?

               

              では、ヴェネツィア・サンタルチア駅9時発のITALOで

              ローマ・テルミニ駅に向かいましょう。

              ローマのホテルでは、大阪のI嬢が待っているはずです。


              鈴本、初席、三三2017

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                イタリア旅行記をつづける前に、鈴本の初席について書いておきます。

                1月3日、第三部に行ってきました。

                 

                正月初席「新春爆笑特別興行」第三部
                曲独楽    三増紋之助
                落 語  古今亭志ん陽 「他行」
                漫 才  ホンキートンク
                講 談  宝井琴柳 「海賊退治」
                奇 術    伊藤夢葉
                落 語  五街道雲助
                落 語  入船亭扇遊 「ひと目上がり」
                粋 曲  柳家小菊
                落 語  柳家権太楼 「つる」
                <仲入り>
                壽獅子  太神楽社中
                落 語  柳家小三冶 「小言念仏」
                ものまね 江戸家子猫
                落 語  柳家喬太郎 「同棲したい」
                紙切り  林家正楽
                落 語  柳家三三  「元犬」

                 

                トリの「元犬」は、NHKの「落語 THE MOVIE」で見たばかりの噺。

                寄席で聴くのは初めてです。

                この番組、役者さんが噺家さんの語りに口を合わせて物語を

                再現するという画期的な内容で、三三さんのは番組とは

                下げが違ったけど、面白かった!

                 

                喬太郎さんは「正月らしくないネタだけど、何も考えずに

                始めちゃったからなー。古典は三三でどうぞ」と。

                喬太郎さんはよく、「古典は三三で」的なことを言うんだよね(爆)。

                そんなに意識してるのか、、。

                 

                昇太さんと高橋書店の手帳のCMに出演されていますが、

                このCM、いろんなバージョンがあるようです。

                 

                曲独楽も、紙切りも、ものまねも、小三治師匠の「小言念仏」も、

                いつも同じだけど楽しかったなー♪

                今年はもっと寄席に行きたいなと思います。

                 

                寄席で大いに笑ったあとは、久しぶりにえんぱちへ。

                三が日からけっこう混んでいました。

                大好きな焼きおにぎりで締め、大満足の一日になりました。


                2017年始まりました

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                  あけましておめでとうございます。

                  酉年ということで、トリの写真を探したら、こんなのしかなかった。。

                   

                  おかげさまで、年末の体調不良は、ほぼ治りました。

                  だって、年始は実家で消化のよいものしか食べなかったですもん。

                  お酒も飲めるようになったので、新年会のお誘いはウェルカムです!

                   

                  さて、1月3日は、上野の下谷神社に初もうでに行ってきました。

                  今年で3年目、鈴本の初席前の恒例行事になりましたねー。

                   

                  おみくじを引いたら、今年は中吉(ちなみに、昨年は大吉)。

                  写真を撮り忘れましたが、内容はけっこう良くて、

                  「古いものにこだわらず、新しいことを始めるとよい」というもの。

                  すかさず、友人が「会社辞めるの〜?」と。

                  いや、そんなにすぐには辞めませんて(笑)。

                   

                  これも3年連続になりますが、金の小さな招き猫をゲットしてきました。

                  お焚き上げしてもらって、新しい猫を連れて帰るのも恒例になりました。

                  昨年は、仕事運が微妙だったからなーー。

                  もう少し、上向きますように!


                  2016年最後のごあいさつ

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                    12月31日です。

                    まさかのイエローモンキー再集結で始まった2016年。

                     

                    年の前半はアリーナツアーを中心に回り、

                    後半は久しぶりのイタリア旅行を目標に動いていたように思います。

                     

                    旅行記は来年も続けることにして(これは備忘録だし)、

                    今月は風邪を引いただけでなく、ウィルス性胃腸炎にもかかってしまい、

                    散々な12月になってしまいました。。

                     

                    風邪については自分の不注意もあるのですが、ウィルス性胃腸炎にはびっくり。

                    ノロウィルスじゃなくてよかったけど、まともに食事がとれず

                    外出もしんどかったので、28日に予定していた

                    イエローモンキーのライブビューイングを諦めることに(涙)。

                    吉井ファンになって初めてのことです。

                     

                    もともと体力があるわけではないので、もう無理はきかないということかな。

                    せっかくの年末年始にお酒が飲めないのは残念ですが、

                    しばらくおとなしくすることにします。

                     

                    モンキーさんは来年、東京ドーム公演が予定されているそうです。

                    新譜も楽しみですが、個人的にはなにか新しいことを始めたいなあ。

                     

                    皆さま、一年間お付き合いくださいまして、ありがとうございました。

                    どうぞ良いお年をお迎えください!


                    パドヴァ旅―ジョットに再会

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                      やはり年内には終わりそうもない旅行記。。

                      ローマ日記に入る前に、パドヴァでの1日を振り返りたいと思います。

                       

                      11月13日(日)

                      イタリアに着いた翌日、ヴェネツィアから特急電車で約30分の場所にある

                      パドヴァという街に行きました。

                      お目当てのジョットのフレスコ画が調査のため公開が限定されるということで、

                      全体を鑑賞できるのはこの日が最後だったのです。

                       

                      フレスコ画のあるスクロヴェーニ礼拝堂は完全予約制。

                      作品保護のため1グループ最大25人までで、20分という制限つきです。

                      わたしは11時の予約で、前のグループが終わるまで外で待機しました。

                      銀杏がすごくキレイだったなー。

                       

                       

                      スクロヴェーニ礼拝堂には、キリストと聖母マリアの生涯や

                      最後の審判などが描かれています。

                      恐ろしいはずの地獄の場面も、ちょっとユーモラス。

                       

                       

                      左写真の下は、キリストを裏切った「ユダの接吻」。

                       

                       

                      礼拝堂は1305年に完成したといいますが、

                      700年以上も前に描かれたとは思えないほど鮮やかな色で感動してしまいます。

                      ジョットの作品はフィレンツェにもたくさん残っているのですけど、

                      こうした北の地でも活躍していたんですね。

                       

                      正直、20分なんてあっという間。

                      物足りないからこそ、また観たいと思わせるのでしょう。

                      礼拝堂を見学するのは二度目ですが、再訪するチャンスはあるかな。

                       

                      礼拝堂は公園内にあって、すぐ隣には市立博物館や絵画館があります。

                      絵画館には、紹介したようにベッリーニやジョルジョーネなどの

                      作品もあって、かなり見応えがありました。

                       

                      地元の老舗カフェ・ペドロッキで軽くランチ。

                      ツナと玉子のサンドイッチがなかなかでした。

                       

                      ここから市内散策をしてみましょう。

                      パドヴァはけっこう大きな街で、トラムも走っています。

                      街の中心はこのエルベ広場で、奥の建物はかつて行政府だったラジョーネ宮。

                       

                      市場ではハチミツなどが売られています。

                      好物のシュトゥルーデルというお菓子を見つけたので、

                      ヴェネツィアまで持って帰りました。

                       

                      広場を離れ、サンタントニオ聖堂まで少し歩きます。

                      ここ、じつに大きな聖堂なんですよ。

                      聖アントニオはパドヴァの聖人で、堂内には聖遺物が収められており、

                      長〜い列に並んで拝んできました。

                       

                      前回、サンタントニオ聖堂を訪れたのはクリスマスの時期で、

                      この日以上にたくさんの人々であふれかえっていました。

                      ここは巡礼に訪れる人も多いようで、関連グッズも売られています。

                       

                      サンタントニオ聖堂のあと、すぐ近くにあるサンジョルジョ礼拝堂、

                      サンタントニオ同信組合を見学。

                      ここにもティツィアーノのフレスコ画がありました。

                      ティツィアーノはほんと、至る所で作品を見ます。手広いなあ。

                       

                      だいぶ暗くなってきました。

                      このまま帰ってもよかったのですが、さっき外から見たラジョーネ宮の

                      内部に入ってみることにします。

                      だだっ広い部屋は「大サロン」とも呼ばれているとか。

                       

                       

                      サンタントニオ聖堂前にあるガッタメラータ騎馬像の

                      馬の木製コピーが展示されていました。でかっ!

                       

                      植物が描かれた廊下の天井のフレスコ画が印象的でした。

                      暮れていく空との対比が美しいですねー。

                       

                      先ほどの市場は、そぞろ歩きを楽しむ地元の人でにぎわっていました。

                      日曜夜だもんね、典型的なイタリアの週末の風景、という感じです。

                       

                      このあと、駅に戻るつもりが道を間違えてしまい、焦りました。

                      アパートに帰ったら、なんと2万歩以上歩いていたという…。

                      さすがに疲れましたわ。。

                       

                      二度目のパドヴァも1日だけの遠足になりましたが、

                      できれば街中に泊まり、もう少しゆっくり歩いてみたい場所のひとつです。


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